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  • 執筆者の写真ピットプル

エンジンオイル交換の重要性!3年無交換の車のオイルを変える!

エンジンオイルは車の命、人間に例えると血液です。

エンジンオイル高圧高回転のエンジンを滑らかに回す為に

エンジンの各部分を循環しています。

もしこのオイルがドロドロになり詰まってしまったら?

人間で言えば血管が詰まった事になります。

脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし、大変な事になります。

この記事を書いた人 整備士歴20年で過走行車や事業用トラック、産業車両など 色々な車の整備をしてきました。 安く、長持ちする方法を模索して来ました。

目次


エンジンオイルチェック

 

なぜエンジンオイルはドロドロに?

エンジンオイルは油なので劣化します。

身近な所で言うと、醤油をイメージしてもらうと分かりやすいです。

醤油は普通サラサラですよね。

でも醤油刺しなどに移して使っていると、醤油の口の部分に固まって来ませんか?

あれか油の酸化とか劣化と言います。

エンジン内部は密閉されていますが、循環している過程で

鉄粉やら不純物を含んで劣化して行きます。

距離走っていたり、長い間交換していなかったりするとドンドン劣化してしまいます。

 

フォークリフトの話

フォークリフトにも車検の様な1年に1回受けなければならない

年次点検と言う物があります。

乗用車の車検と一緒で、年次ステッカーと年次検査表が発行されます。

このステッカーが貼っていない車両は年次検査を受けていない事になります。

年次検査の管轄は建設荷役協会で、年次検査を受けていない車両は

使用禁止など措置が取られます。

法定点検なので1年に一度必ず受けなければなりません。

 

「点検しなくていい!」

とあるお客様でフォークリフトを購入して頂き、

「そろそろ定期点検とかいかがですか?」とお伺いを立てたら

「点検はしなくていい」と言われ、とりあえず了解して、

年次点検時期にまたおススメしようと決めそのまま放置しました。

社長と会うたびに点検を勧めましたが頑なに「点検はいらない」と言うので

壊れても困るので最低限の事はやりましたが、

フォークリフトもそうですが、車両は管理が重要で上手く管理すれば

結果的に車を長持ちさせることが出来るのでお得です。

 

エンジンオイル切れ

もちろん1年間何もせずに持つ訳はなく、エンジンオイルがなくなり

ガチャガチャと異音を出しながら使っていたので、

「オイルなくなってるので、オイル交換だけでもいかがですか?」とおススメするも

頑なに「やらなくていいよオイル足しておいて」と言われ、

オイルを足しました。

トヨタのフォークリフトはタイミングチェーン式でリフトやパワステなどを

動かしている油圧ポンプチェーンなどがエンジンオイルで潤滑されていますが、

エンジンオイル管理が悪いと、大体油圧ポンプチェーンが伸び、

荷役やハンドルをきった時にガキガキとすごい音を立てる様になります。

そうなると油圧ポンプチェーン交換で10万円くらいのお金がかかります。

後ろのウエイトを外し、ラジエーターを外し、エンジンのカバーを外しと

かなり大変な作業です。

タイミングチェーンも同じです。

一度だけ切れた事がありますが、そうそう切れないです。

オイル交換の数千円をケチると大変な事になります。

 

3年後

オイル切れを起こし、また足してを繰り返し気付いたら3年経っていました。

僕も完全に諦めて声すらかけていなかったのですが、ある時

「エンジンがかからない」と修理依頼があり、車を預かる事に。

ヒドい状況でした。

タイヤはツルツル、メッチャ汚い、ライトは全部切れてる、

オーバーヒートしている。

よくこれで走っていたなと思うぐらいでした。

 

点検スタート

まずエンジンがかからない原因はバッテリーでした。

とりあえず一度キレイに洗車をしてバッテリーを交換すると、

販売した営業マンが来て「お金はしっかり集金するから点検やっちゃって」

との事で点検スタート。

 

メニュー

  • エンジンオイル交換

  • エンジンオイルフィルター交換

  • 冷却水不足により交換

  • バッテリー交換

  • ファンベルト交換

  • リヤタイヤ交換

  • 灯火類修理、交換

以上の内容でスタート。

バッテリーやファンベルト、リヤタイヤ、灯火類、冷却水などは

通常通りの工程で終了しましたが問題はエンジンオイル。

3年間注ぎ足しで過ごしてしまったが果たしてどうなのか‥

やはり中は真っ黒に汚れていて、オイルフィラーキャップにも

エンジンオイルの固まった物が付着しています。

たぶんエンジン内部のチェーンも大変な事になっていると思われます。


こちらはエンジンオイルフィルターです。


オイルフィルターケース

フィルターを外すとやはり真っ黒でヘドロ状になっていました。

僕が1番驚いたのはフィルターの重さです。


エンジンオイルフィルター

1年間使ったフィルターと3年間使ったフィルターでは重さが全然違いました。

フィルター内部にヘドロになったエンジンオイルが溜まってしまっているのでしょう。

これがフィルターを詰まらせたらと思うとゾッとしますね。

オイル上がり下がりより、オイル管理が原因のパターンが多いと思います。

 

エンジンオイル交換

エンジンオイル交換は身近で言えばガソリンスタンド、オートバックスなど

どこでも出来ます。

金額も1リットル1000円とか2000円マチマチですが、結構値切る事が可能です。

僕が前に働いていたガソリンスタンドも表示価格で交換した事はあまりないです。

つまり値引きします。

ガソリンスタンドはその月の売上目標やオイルの数量などの

ノルマがあるので高い事を言って0よりかは安くても数量出た方が良いので

意外と安くしてくれます。


エンジンオイルにはグレードがありそれによって値段が変わります。

ただそのグレードが良いからと言って長く持ったり、

エンジンの性能が上がったりと乗って感じられるまでの違いはないと思います。

グレードより汚れた、劣化したオイルから交換した時の方が

「あっ何か良いよ」と感じられると思います。

 

まとめ

エンジンオイルは質より、しっかり管理する事が大事だと思います。

オイル交換時には次回は何kmで交換するなどしっかり決めて

リズムを作る事が大事だと思います。

最近トラックだけではなく乗用車にもディーゼルエンジンが増えました。

ディーゼルエンジンはすぐに真っ黒になってしまうので

距離数だったり期間だったりでコンスタントにやっていった方が

故障は少ないです。

ちなみに新しいディーゼル車は酸化触媒で有毒物質を焼き切る装置が付いていますが

システム上エンジンオイルに燃料が混ざって

オイル量が増える事があります。

エンジンオイル量が増えると言う事は、

エンジンオイルが薄くなっている可能性が高いです。

大体レベルゲージにマークが付いていてそのマークを超えたら

エンジンオイルを交換しないといけません。

オイルの汚れも大事ですが、オイル量にも注意しましょう。

ガソリンエンジンもやはりコンスタントにオイル交換をしていくと

車自体も長持ちします。

コンスタントにやると金額的に結構かかるので値段交渉をしてなるべく安く

愛車を長く調子良く乗る様にしましょう。

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